ななととのほのぼの日記

アラサー夫婦がほのぼのと育児(長女:令和4年8月生、長男:令和5年11月)、マイホーム、旅行、趣味のことをお話します(. ❛ ᴗ ❛.)

【公務員】既卒・独学で市役所職員を目指すことになったきっかけのお話

こんにちは、nanatotoです(。•̀ᴗ-)✧

実は私、新卒で銀行に就職するも1年も経たず退職し、その後、某市役所で公務員としてお仕事しております*

ということで、せっかくなのでそのあたりのお話も少しずつさせていただきたいと思います(人 •͈ᴗ•͈)

目次

新卒での就職

 まずは私の新卒での就活の話からさせていただきます。

 大学では英米科といって英言語の習得をはじめ、英米圏の文化、歴史等について学んでいましたが、就職活動を開始した当時の私はマスコミ業界に興味がありました。テレビ制や広告関係、そういったメディアを通じて様々な企業をバックアップしたいと考えていましたが、いま思えば漠然と憧れがあったってだけな気がします(*ノω・*)テヘ

そのためにその業界の企業は都会の大手から地元の中小までエントリーしてました。

 しかし、マスコミ関係では望むような結果を出せず、様々な企業をバックアップできるという同様の理由で受けていた地元の地方銀行への就職に落ち着きました。

 

銀行マンライフスタート★

『新卒で働き始めてまず感じたこと』

 就職活動を通じて自分にはマスコミ業界は向いてないなぁと感じ始めていたのもあり、銀行への就職に対して特に抵抗もあるませんでした。むしろ自分らしいな、と(・∀・)

 ただ、銀行で働き始めて折に触れて感じていたのは、“こういうもんかぁ”という感情でした。良い意味でも悪い意味でもですね(・∀・)

  • 毎日上司が誰かしらを理不尽に叱責している
  • 怒られた人は裏で鞄を床に叩きつけたり、湯飲みを割ったりしている
  • 先輩職員には生気がない
  • 意味もない残業をさせられる
  • それにもかかわらず締め日になると残業時間を減らして申告させられる
  • 先約の予定があっても断らせて飲み会に連れていく上司がいる(週2,3回。しかもキッチリ割り勘(; ・`д・´))
  • 取引先企業の支援というより、銀行のための仕事感が強い(あくまで自分が夢を持ちすぎていただけだと思いますが(;´・ω・))

 挙げたら切りがないですが、だいたいこれらのことについて、社会人ってこういうもんかぁでした( ╹▽╹ )

 今思えばなかなか悲惨な職場だなぁと感じますが、約8年前の当時はパワハラなどの言葉も浸透していませんでしたし、何より全てが初めての経験なので、ほとんど受け入れていました。ただ、明るい未来も想像できないし楽しさはなかったので、他のところに充実感を求めるようになりました( ̄︶ ̄)

『思いがけず、自己分析が始まる(*'ω'*)』

 他に充実感を求めるようになったときに、まず思いついたのが4年間大学で学んでいた英語でした。せっかくなら勉強したもので何かしよう!!!(/・ω・)/

 そして、それをきっかけにそもそも自分はなぜ英語の勉強に力を入れ出したのかを思い出したのです!!!(゚Д゚)ノ↓↓↓

【中学時代に道に迷う外国人を見かける】

 私は中学生から英語の塾に通わせてもらっており、当時から英語には苦手意識はなく得意なほうでした(*'▽')

 ある日、最寄りの駅で、道に迷ったのか、困った様子で道行く人に声をかけている外国人を見かけました。声をかけられた人たちは皆、無視するか「すいません」と返すのみで話を聞かず立ち去るかでした。

 そうですよね、、、(;´・ω・)言葉わからないですし、なんとなく勇気いりますよね、、、(;´・ω・)

 そして、そんな様子を見ていた自分も、結局道行く人たちと同じ行動をとってしまいました。英語に苦手意識はないと思っていたにもかかわらず、勇気が出せず、なんとなく外国人に対して抱く怖いという気持ちに勝てず、困っている外国人を横目にその場を立ち去ってしまいました。

 あとでとても後悔しました・・・(。•́︿•̀。)

 

 この出来事がきっかけで自分がさらに英語を勉強しようと中学、高校、大学と通して努力したことすら、すっかり忘れてしまってました(。ŏ﹏ŏ)

 

『多文化共生ボランティアに参加』

 自分の原点を思い出してからは早かったです!日本に住む外国人の方を支援できるようなボランティアを探しました!(。•̀ᴗ-)✧

 そして調べていくうちに、自治体が実施している多文化共生推進事業というものを見つけました。多文化共生って言葉にあんまり馴染みはないですよね!私もその時に初めて知ったのですが、多文化共生っていうのは、簡単に言うと、民族固有の文化などを尊重し合って、みんな仲良くしましょう(っ.❛ ᴗ ❛.)っって考え方です。

 そしてその事業の一環で、地元の市役所が日本人市民と外国人市民との間の壁を小さくすることを目的としたイベントを継続的に実施しており、参加者・ボランティアを募っていることを知りました!

 これだ!!!✧(>o<)ノ✧と思いました!

 中学生時代の自分も含めて、困ってる人を、それが外国人であっても、見て見ぬふりをするような社会はやっぱりさみしいですよね。ただ、それってなんとなく外国人に対して知らないことが多いことからくる漠然とした恐怖感というか、そういう感情だと思うんです。知らないってだけで不安になりますもんね(;´・ω・)

 そんな社会を少しでも変えようと、少しでもその漠然とした恐怖心をなくそうと、市役所が動いてることを初めて知りましたし、何より、自分が英語を勉強する原動力になった気持ちはここに通じると感じました。

 ということで、すぐに市役所が開催するイベントなどにボランティアとして参加するようになりました୧( ˵ ° ~ ° ˵ )୨

 

【キラキラ輝く市役所職員(⁰▿⁰)】

 事業の内容としては、定期的に日本人市民と外国人市民が参加者となり交流会を開催するものなんですが、私がボランティアで参加させてもらったものでいうと、「様々な国の料理持ち寄りパーティ」や「フェアトレードを通じて学ぶ国際貢献イベント」や「街の畳屋さんでミニ畳を作ろう!」といったイベントでした。それに企画から運営まで携わらせていただき、充実感を得られるとともに、とても楽しかったです(●´ω`●)

 なにより、その事業に携わる市役所の職員の方が皆さんイキイキ働いており、とても魅力的に感じました。こういった市民の方々と共同して行う仕事は平日の遅くに会議や打ち合わせをしたり、イベント当日は本来休日である土日になるにもかかわらず、嫌な顔を一つせず熱心に働いている姿が、生気なく"こんなもんかぁ"と働いている自分の姿と対比してさらに輝いて私の目に映りました。

【市役所の仕事の魅力】

 また、私が参加したイベントの中で最後にひとりずつ感想を述べる時間があったのですが、その時にバングラデッシュ出身の方が片言の日本語ながら必死に伝えてくれた次の言葉に胸を打たれました。

 「こういった機会を必要としない日本人も外国人もいるが、私はもっと日本人と交流を深めたい。いつか母国に帰ったとしても必ずこの経験や、日本語を覚えたことがかけがえのない財産になる。ありがとうございました。」

 

 明確な正解がないなかで、賛同が得られているのかもわからず、独りよがりになっていないか不安を感じつつも準備を重ね、一生懸命取り組んで交流会を開催してきたことに対してこんな言葉を添えて感謝してもらえたことに感動しました(´;ω;`)

 こう仰ってくれる外国人が増え、日本人市民からももっと歩み寄れるような社会作りに携わりたいと思うようになってきました。

 

入社半年で銀行退職を決意するまで

 完全に気持ちが市役所に傾き始めたことで、銀行での業務にモチベーションが上がらない日々がしばらく続きました(;´・ω・)

 しかし、まだ働き始めて半年しか経っていないなかで退職をするほどの勇気も度胸もないので、とりあえず公務員試験の勉強をしつつ、銀行で働き続けながら市役所への転職を目指そうとひそかに考えていました。

『ここで成し遂げたいことがない!(; ・`д・´)』

 そう決めた矢先、困った事態に陥りました(^^;)

 なんと、人事課から今年の新入社員の代表として会社のホームページに載ってほしいと声がかかりましたΣ(・ω・ノ;)ノ!

 本来であれば、大変名誉なことでありがたい限りなのですが、銀行で勤務し続ける気持ちがなくなったピークのときであったために大変困りました・・・

 これはこれで何も気にせず引き受けて、当初の計画とおり市役所に採用された際には退職しようとも思いましたが、事前にいただいた質問項目の中にあった「あなたが当行で成し遂げたいことは?」という質問を見て、その質問に対して自分の思いが何一つ出てこないことを痛感し、自分は本当に代表に相応しくないと心から思いました(´;︵;`)

 会社として費用もかかることだし、自分が断れば他の相応しい同期が代表として載れるではないか、このタイミングで自分の良心に従い、腹をくくるべきなんじゃないかと苦悩し始めました(´;ω;`)

『苦悩の末、支店長に・・・』

 私は自分の良心に従い、正直に生きることにしました。

 

 「新入社員の代表としてインタビューを受けることを辞退したいです。」と支店長に伝えました。

 当然、支店長からは「なぜだ」と聞かれ、

 「退職を考えているからです。」と答えました。


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 これが私が入社半年足らずで銀行を退職するまでのお話です(人 •͈ᴗ•͈)

 次の就職先も決まらないまま退職してしまい、いま思い返しても本当にあんぽんたんだと思います( ╹▽╹ )

 ただ、このときの私はこの先、市役所に勤めることができなければ、次はどんなブラック企業であろうとそこで働き続けようと覚悟を決めていました。

  結果は、運良く第一志望の市役所に拾ってもらえることになるのですが、そのあたりもまたお話させていただこうと思います(◍•ᴗ•◍)

 

 長々とお付き合いいただきましてありがとうございました*

 ではまた (. ❛ ᴗ ❛.)

 

 

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